セキュリティをはじめよう
どうしてセキュリティ対策が必要なの?

人間の病気を引き起こす病原体のように、コンピュータに感染して障害をもたらすプログラムのことを「コンピュータウィルス」と呼びます。現在、インターネットの普及と共に、数万種類のウィルスがインターネットを通じて流布しています。

ウィルスが引き起こす症状は様々で、パソコンのデータを削除したり起動を不能にするものまであります。その上、ウィルスは自己増殖するため、他のパソコンにも拡散・感染していきます。そのため、お使いのパソコンでウィルスへの対策をしていないと、自分はもちろん他の人にも迷惑をかけることになります。


▲無防備なままでは様々な脅威が…

さらに、ネットワークにつながったパソコンには、ウィルス以外にも悪意あるアクセスや個人情報を狙った不正プログラムの潜入など、様々なリスクが伴います。ブロードバンドによる常時接続が普及し、パソコンへの脅威が日常化した今、セキュリティ対策は必須と言えるでしょう。

どんなウィルスがあるの?

もともとウィルスの定義は「パソコンのプログラムファイルやOS(基本プログラム)のシステム領域に寄生して、不正な動作を引き起こすプログラム」でした。しかし近年、寄生対象なしに増殖する「ワーム」など、このパターンを超えたプログラムが多く登場しています。そこで最近ではこれらを広く総称して「ウィルス」と呼び、感染経路や目的・行動に基づいてタイプ分けしています。

【ワーム】
主にインターネットを通じてパソコンへの被害を拡散させるウィルスです。寄生先を持たずに単独で感染・増殖し、電子メールやWEBなど、インターネットのあらゆる通信手段が感染経路になっています。最近猛威を振るった「ブラスター」はネット接続だけで感染し、ウィンドウズのセキュリティーホール(悪用により不正侵入を招くプログラムミス)を突いた凶悪なものでした。また、作成が比較的容易なため、「亜種」または「変種」と呼ばれる別バージョンが数日で蔓延するケースも多く確認されています。


▲ウィルスがパソコンを狙う!!

【トロイの木馬】
お使いのパソコンに、気付かれない内に侵入するウィルスです。大きく2つのタイプがあり、感染先のパソコンをネットワーク上で操ったり情報を盗み出したりする「サーバ・クライアント型」と、特定の日付などを条件に破壊活動を起こして消える「自己完結型」があります。

個人情報の流出って何?

インターネットショッピングの利用など、パソコンで個人情報を入力する機会が増えています。しかしそれは同時に、入力した情報が不正プログラムによって奪われる危険が高まることも意味します。特にクレジットカードの暗証番号など、機密性が非常に高い情報が流出すると、被害は甚大なものとなります。これら情報流出の原因には「スパイウェア」の存在や「キーログハッキング」が挙げられます。

【スパイウェア】
お使いのパソコンから情報を収集・送信するプログラムです。多くはソフトウェアやブラウザなどとともにインストールされ、利用の時点で「情報収集が行われる」ことが明らかにされています。しかし、中には通知せずに個人情報を送信する、悪質なプログラムも存在します。

【キーログハッキング】
キーボードからの入力情報を不正に記録するプログラム(キーロガー)をパソコンに潜入させて、 ID やパスワード、カード番号などを奪うハッキング行為です。キーロガーの潜入は、ウイルスなどと同じくメールの添付ファイルとして侵入するケースや、利用するパソコンに第三者が事前に仕掛けている場合などがあります。

 

【フィッシング詐欺】

金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを搾取する詐欺です。メールを無差別に送りつけ、本文には個人情報を入力するよう促す案内文とWebページへのリンクが載っています。メール内のリンクをクリックするとその金融機関の正規のWebサイトと、個人情報入力用のポップアップウィンドウが表示され、ユーザがポップアップに表示された入力フォームに暗証番号やパスワード、クレジットカード番号などの秘密を入力・送信すると、犯人に情報が送信されてしまいます。

▲大事な情報が流出したら…!?

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